子供の時、形を変えて流れていく雲を見て、いろんなものを想像しませんでしたか?
ソフトクリーム、かに、電車、おばけ、怪獣、・・・etc。
最近の子は、あまり窓の外を見ないらしく、子供たちに聞いても「そんなんせーへん」「窓の外なんか、そんなに見いひん」
・・・そうですね、最近は暇なら手持ちのゲームやスマホがありますね。
電車やバスの中で暇を持て余した昔とは違うようです。
今回のカリキュラムは、「偶然できた形から何かを想像してつくるパズル」。
線を適当に引き、切った形から何かを想像してピースを作っていきます。
「せんせー!これ何に見えるーー?」
「それは自分で考えよう。それを考えるのが今回の使命。」
「えーーー!わからへん💦」
そんなやり取りをしながら進めます。
それでも何とかひねり出して・・・
何個か鳥を描くと、すべてが鳥に見えてきて、全部鳥のシリーズ。
なぜか人の顔に見えた(しかも外国人?)海外の人シリーズ。(数個は他のもの?)
ピースのガタガタが人の横顔に見えて、チューしてるおもしろシリーズ。(真ん中にう〇こが!?)
子供たちの思わぬ発想が、パズルをおもしろくします。
高学年の子は「何か」にならない、不思議シリーズ。
これはこれで、きれいです。
時間があれば、最後は友達と交換してやってみました。
これがなかなか難しい。案外時間がかかります。
不思議な形から連想することは、頭の体操になります。
不思議な形から楽しいことを想像できる、いつまでもそんな心の余裕を持って成長していってほしいものです。