おいしそうなさんまとそのさんまを食べようとしている僕。
皿をしっかり持って、箸も正しく持ち、箸先で腹からざくっ・・・と。
ししとうが飛んでいます。
いつまでも家族とおいしいさんまを食べたいですね。
あさご芸術の森で毎年開催されている「全国こども絵画選抜展」に出品してみごと「ふるさと大賞」を受賞した小学5年生のKY君の「さんまを食べる」。
りっぱな盾や絵もきれいに額に入れてもらって、素晴らしい作品です。
この作品は美術館に収蔵されます。
サンマや箸を持つ手をじっくり頑張って観察しながら描いた甲斐がありました。
左は小学3年生IMさんの「八代神社のししまい」。
毎年楽しみにしている地元のお祭りで奉納されるししまい。友達と一緒に法被を着て見た思い出を描きました。ししまいの中のおじさんは、真剣な表情で獅子舞を舞っていました。
右は小学4年生ORくんの「おじいちゃんといね植え」。
毎年春になると、トラクターでいね植えをするおじいちゃんを手伝います。
田んぼにはシラサギやオタマジャクシ、カエルがいます。いつまでも大切にしたい、家族の行事と豊かな自然を描いています。
こどもたちの中には「ふるさと」の概念はまだないかもしれません。
でも「大切にしたいもの」はちゃんと育っています。
入賞した作品も、入賞していなくても、この作品展のためにみなさんが描いた作品を見て思いました。
「いつかみなさんが大人になったとき、その大切にしたいものがなくなっていませんように。」
「みなさんの大切にしたいという気持ちも、なくなっていませんように。」
そんな風に願う今日この頃です。