今年もやってきました、「クロッキーの日」。
例年通りジャンケンでモデルさんを決めます。
やりたい人、やりたくない人、さまざま。大きな声の子が一人「いややーー!」というとなぜかそのクラスはみんなモデルさんを嫌がりますが、最初に「やりたーい!」という子が率先して手を上げたら、そのクラスではみんながモデルさんをやりたがる。右に習えでは自分を見失いますよー。
土曜日クラス。今日は机を並べず、自分で自由に場所を決めます。低学年の描きなれていない子は、できるだけ正面で。高学年の描きなれた子は、横顔に挑戦するように勧めました。
ちょっと難しいポーズも、よ~く見て。ちょっとぐらい歪んでいても大丈夫。
まつ毛や手のしわ、鼻の孔、髪の毛一本一本。服のしわ、縫い目、よ~~く見て見て。
水曜日も狭いながらもみんなで場所を譲り合いながら。初めての子には見るポイントを横で伝えて、ゆっくり線を描くように言います。
一人2~3ポーズ描けました。人の体のバランスは小学生には難しいですが、よく見て描いた線は普通より歪んでいる方が人の生命力や描く人の真心、モデルをしてくれた人の生き方を映しているようで、見ずに描いた線より生き生きとしています。
形の整ったものや見た目の美しさより、それを写し取る人やモデルさんの内面の美しさを描きだすように描けたら素晴らしいですね。
15~20分で一枚。